BLOG

最近、お客様と話題の殆どが今回のテーマのとおり

''腕時計が高騰している''現象でございます。

もちろん昔に比べますと腕時計に限らず、物価が上昇しておりますので、殆どが高くなっております。

そう考えますと昔のほうが安かったのはもちろんですが、

ここ1年、腕時計が高騰していることに

気づいている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そもそもコロナ禍なのにも関わらず

腕時計が高騰しているのか。

何故、このタイミングで皆様に向けてこのような記事を書いたのか。

現在の世間のデータと、わたくしの見解をもとに記事を書きました。

ぜひご一読ください。

◎価格高騰について◎

現在高級ブランドの腕時計は、

現行モデルだけなくヴィンテージの腕時計も高騰しております。

なぜかというと現行品に比べ、ヴィンテージは流通量が少なく希少性がある為

欲しい方が増えると価格も上がっていきます。

(エルメスやシャネルのバッグなどもそうですね。)

逆に現行品でも人気が少なく市場に溢れているモデルは中古市場が下がります。

中でも世界的な希少モデルが１年前と比べ２倍以上の価格に急上昇した商品もございます。

そのため、当時あまり生産されていないモデルや珍しいものなどはあっという間に売れてしまい、もう出会えないことになります。

余談ですが、Cartierで国内で当店しか取り扱いないモデルですが

数ヶ月前に販売し、200万円中ばでオンライン掲載後、1時間以内に完売してしまいました。

その後、電話や海外からの問い合わせ対応に追われ購入者様以外の全員にお断りをいたしました。

Cartier CPCP タンクシノワーズ

現在では海外にて３５０万円以上で取引されています。

ヴィンテージに関しては

男女関係なく、欲しいと思った時が出会いだと感じます。

これを逃しては、もう買えない場合や、

再入荷したとしても、価格が上昇している場合もございます。

ですので、最後に決めるのはご自身ですが、どのタイミングで決めるかも重要です。

近年の腕時計の人気はもちろん、新型コロナウイルス禍で不動産や車などより所有がしやすくリセールが良いことから、投資対象として注目が集まっています。

人気の腕時計は中古でも資産価値が下がりにくく、かえってプレミアが付くケースが多いです。

そして今回ロシア戦争で株は一気に暴落し、逆に腕時計の価値が急上昇しました。

また、実際に、現在は金の価格も高騰しておりますので金モデルは全体的に上昇しております。

世間一般富裕層の投資対象が変わったことがわかります。

私は、母に２０歳の時に腕時計を譲り受けました。

母が購入した時よりも貰った時には既に20年近く経っているのにも関わらず価値が下がっていません。

さらに今は購入時よりも価値が上がっています。

売るつもりはもちろんございませんが、これからも上がっていくと思っています。

母から価値があるものを譲ってくれたことに感謝しております。

従来の腕時計という概念ではなく資産としての所有の考えが広がっていますので、今後も腕時計を投資目的として購入されていく方が増えると思います。

ですので、皆様が欲しい憧れの腕時計やジュエリーが年々高騰していっております。

ご自身のためや、受け継ぐためにも今この瞬間でご購入していくことが先決かと思われます。

今年の1月に販売した１１０万円の腕時計が現在２００万円近く上昇しています。

ヴァシュロンコンスタンタン

オーヴァーシーズ

腕時計がここまで上がる原因は、

これも戦争や何か自分の身の危険を感じた時、世界共通ですぐに換金できて、持ち歩けるからです。

もちろん全ての時計が上がるわけではなく、当店は投資を勧めている訳ではございません。

腕時計を通じて新しい魅力を感じて欲しい事と現在の状況を感じていただきたく記事にしました。

これからもお客様に寄り添った価格にしていきたく思っております。

ただ、市場が上がると当店も上げなければいけません。

その時に買っておけばよかったと後悔しても、先にご購入された方がお得になってしまうのです。

皆様もこの記事を通して腕時計の現在の存在についてお考えいただけますと幸いです。