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皆様も最近感じております通り腕時計だけでなく、身の回りの必需品や食品までもが高騰している時代になっております。

もはや今の時代では、価格高騰が当たり前になっているとも感じる世の中ではございますが、

やはり腕時計業界も特に価格高騰を感じる時代となっております。

そもそも、このような贅沢品が高騰すると、購入をするか否か、さらに予算までもが限られてくるのではないでしょうか。

今回のブログにつきましては、今後の予測も含めて、今の状況をお知らせしたく

この記事を書かせていただきました。

それでは、早速本題になりますが

現在、腕時計の価格高騰の理由としては、下記の内容が考えられます。

①正規店の価格高騰 

②インフレの影響

③ヴィンテージの希少性

大きく分けて少なくとも、この3点の影響を受けていることと思います。

①正規店の価格高騰

きっと皆様も昨年から感じていることと思いますが、正規店では、多いところでは

年に数回の価格高騰しているブランドもございます。

正規店の価格高騰をしますと

必然的にユーズド価格も釣り上がってしまうのです。

では、何故高騰しているのでしょうか。

◎世界情勢に、伴う輸送費の高騰

◎原材料の高騰

この状況ですと高騰理由には納得出来ますが

それでも現行品が高騰していることにより

個体の良いユーズドの人気が高まっております。

2022年4月の価格

2023年7月現在の価格

正規店の価格上昇に対して、実際にヴィンテージの上昇しております。

② インフレの影響

コロナ禍前に戻りつつあり

ここ数ヶ月で日本へ旅行する外国人が

時計を購入することが増えました。

日本の時計は世界基準で綺麗で安心と言われております。

当店でも銀座にてイベントを行いました際は

SNSを通して、外国の富裕層の方やバイヤーも含めて、

海外から日本へお越しいただく方が毎日いらっしゃったほどです。

③ヴィンテージという希少性

価格高騰の影響から

やはり今にはない良さを感じる方も日に日に増えております。

例に出しますとカルティエのパンテール

大きなモデルチェンジを行なっておりませんので人気の理由のひとつですが

比較して、実はヴィンテージのほうが薄くて軽いのです。

そのため、比べてやっぱりヴィンテージの方が使いやすい

という方も中にはいらっしゃいます。

そのため人気がジワジワと上昇し

実は1年前に比べて約1.5倍近く、仕入れが高騰してるのです。

余談になりますが、2021年〜2022年の上昇率と

2022年〜2023年の上昇率を比べると

後者の方が上昇しております。

ここだけの話、タンクルイの手巻きPARIS文字盤のベストコディション

がここ半年で1.5倍に高騰いたしました。

ヴィンテージのタンクルイの希少モデルは、実用性よりも時計コレクターのドレスウォッチとして

人気が出てきております。

こうなってきますと、腕時計コレクターに関わらず良いコンディションの個体を身につけることが

年々限られてくるのではないのでしょうか。

毎年皆様にシェアさせていただいております通り、年々綺麗な時計が少なくなっております。

一意見となりますが、今後も正規店や人気が下がることより、

上がることが見込めますため

本当に欲しいものは欲しいうちに購入されることが安心できることと思います。